粘着テープの構造・なぜくっつくのか
テープが相手にくっつくには、実は3つの要素が重要になります。テープの選定や使い方の参考に。
テープに関するお悩みを解決します、ハルイチの特集・お役立ち情報。こんなお悩みがありませんか?
今回のテーマは「粘着テープの経日変化」についてです。具体的な現象と、その解決策をご紹介いたします。
粘着テープは、使用前の保管環境や貼った後の環境により、変形・変色などが発生します。
ご使用前には適切な保管環境で管理いただき、またご用途に合せたテープの選択によりトラブルを未然に防ぐことも可能です。
粘着テープの支持体である基材フィルムの中には、温度や湿度の変化により伸縮しやすいものがあります。
特にビニルテープやOPPテープは、温度・湿度の急激な変化や時間の経過とともに縮む傾向があります。
レコード状に巻いたテープの基材が縮むと内側に力が集中し、逃げ場の無いテープ芯が飛び出してしまい、
テープが傘状に変形することがあります。(業界用語では、その形状から「タケノコ」と呼んでいます)
なるべく温度・湿度環境変化の少ない場所で保管ください。
どうしても変形しやすいテープは、テープ側面に板を置き、重しをするのも効果的です。
壁などに貼ったセロハンテープは、長い月日が経つと黄色っぽく変色し、はがれてしまうことがあります。
これは粘着剤が劣化し、くっつく力を失ってしまったことによります。粘着剤は熱や紫外線により劣化していく傾向にあります。
しかし、熱や紫外線に比較的強いテープもあり、事前にそのようなテープの選択をすることで、より長持ちさせることができます。
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